Ancient Lima
Lima, Peru
リマは、その先スペイン植民地時代以前の歴史を称え、正式に「古代都市」として認定されています。4,000年以上前の建造物の遺構が発見されており、後にリマ文化とイチマ文化(紀元1100年から1450年)がそれらを巨大な神殿へと発展させ、また“アセキア”(kanal canal acequias)と呼ばれる水路を通じて流れる水を巧みに管理しました。
グレーター広場の周囲には巨大な神殿群が存在していました。現在、カテドラル(大聖堂)がある場所にはかつて「プマ・インティ」という神殿がありました。現在の総督府は最後の『カシケ』であるタウリシュスコの宮殿跡の上に建てられており、カビルドの墓所は当時の市庁舎にあたる建物が存在しています。
古代遺跡が現代建築と共存するリマの街並み考古学者や地域住民の努力により、市内各地区にある無数の墓が都市開発の過程で保護されてきました。大都市の中心部に位置するこれらの考古学的遺物は、現在も丁寧に修復されています。
サンイシドロ地区の中心にはワジャマルカの墓があります。ワジャマルカはケチュア語で、『ワジャス族の領域』を意味します。高さ35メートル(115フィート)もの巨大な切頂ピラミッドで、数千個の小さな泥レンガで築かれています。ここでは先スペイン植民地時代の墓が発掘され、織物、陶器、さらには楽器などの収蔵物は敷地内の博物館で鑑賞することができます。
わずか数分の距離にあるミラフローレス地区には、30年以上前から続く考古学プロジェクト「ワカ・プクラナ」があり、そこでは主要構造である七段の台形ピラミッドがある儀式センターが見られます。研究によれば、この古代建築は耐震性が高いことが確認されています。併設されている博物館では陶器、織物、工具などの主な出土品が展示されており、リマ文化の発展過程を詳述した大規模な展示も楽しめます。
ワカ・プクラナ 一般情報
- 所在地:サンイシドロ区とミラフローレス区はリマ市中心部から車で約30分
- 平均気温:18℃(64°F)、最高27℃(81°F)、最低15℃(59°F)
- 季節:最も湿気の多い季節は6月から9月の冬季